
Peter Paul Rubens · CC0
ヨハネス・ガスパール・ヘファルティウス (1593-1666)
作品情報
ストーリー
ルーベンスがこの肖像を描いたのは1628年、友人ヤン・ガスパール・ヘファルティウスのためでした。アントウェルペン市の書記官であり、古典に通じた学者です。彼は机に向かい、ペンを手にして、思索の途中で振り向いたかのように描かれています。背後にはローマ皇帝マルクス・アウレリウスの胸像が置かれ、ヘファルティウスはその著作の注釈を準備していました。二人は古代への情熱を分かち合い、ルーベンスは自分の息子の教育をこの友に託したほどでした。板に描かれたこの絵で、画家はすべての関心を、読み書きに没頭する一人の顔に注いでいます。同じ年、ルーベンス自身はスペインとの和平交渉を担ってマドリードへ発ちました。




