
カメニ、サントリーニ
作品情報
ストーリー
カメニはギリシャ語で「焼けた」という意味で、画面の中央にある島は、水に沈んだサントリーニの火口の中で噴火のたびに積み上がってきた若い土地である。いちばん高い丘ができたのは1866年から1870年の噴火、マレアスが訪れる50年ほど前にあたる。1924年、彼はカルデラの縁のテラスからこの眺めを描いた。足もとに石灰を塗った低い壁と石の間の草、その下の海は浅瀬の淡い緑から沖の濃い青へ移っていく。翌年の夏、地面はふたたび動いた。1925年8月11日にカメニで火口が開き、噴火は1928年まで続いて、溶岩は彼が描いた別々の小島を、今日観光客が歩いて渡る一つの島体につなぎ合わせた。


