エマオのキリストのいる台所の情景

エマオのキリストのいる台所の情景


作品情報

制作年
1562
技法
板に油彩
寸法
109.5 × 169 cm

ストーリー

画面の左端に立つ大きな鳥は七面鳥だ。メキシコからヨーロッパへ運ばれてきて、まだ数十年しかたっていなかった。ヨアヒム・ブーケラールがこの台所を描いたのは1560年代の初め。当時アントウェルペンは北ヨーロッパの一大交易都市で、画面もその市場の屋台のように、キャベツ、カリフラワー、ぶどう、洋梨、大きな肉の塊、キジで埋め尽くされている。題名の物語は右上の奥にある。アーチの向こうの道を、小さな人影が三人歩いている。キリストと、エマオへ向かう二人の弟子だ。ルカによる福音書では、二人はその夕べ、彼がパンを裂くまで、それがキリストだと気づかない。この板絵は1948年以前にはアメリカのジョセフ・ホプキンソンの遺族が所有しており、1961年からはアムステルダムのデ・ブール財団からマウリッツハイス美術館に長期貸与されている。

アプリには数千の物語。