
Claude Monet · PD
モントルグイユ通り
作品情報
ストーリー
1878年6月30日、パリは1870年の敗戦とコミューン以来はじめて大きな国民の祝日を迎えた。平和と労働をたたえるこの祭りは、当時の街を埋めていた万国博覧会と結びついていた。通りは三色旗であふれた。モネはこの日、絵の具を抱えてモントルグイユ通りを歩き、目についたバルコニーに上がって、見知らぬ住人にそこから描く許しを乞うた。持ち帰ったのは通りの姿というより、赤白青の筆触の嵐で、旗も群衆もただの明滅へと溶けていく。通りのいちばん奥、横断幕には「フランス万歳」と読める。同じ日、マネも別の通りの窓から似た光景を描いている。




