
Arkhip Kuindzhi · PD
ラドガ湖
作品情報
ストーリー
1872年の夏、クインジはラドガ湖に浮かぶヴァラーム島で制作し、その水の透明さに強く心を打たれた。翌年に仕上げたこの絵では、静かな水面の下、岸辺近くの湖底の石が透けて見える。水を通して石だらけの湖底が見えるこの効果はクインジの名と固く結びつき、のちに大きな騒動を招いた。1880年代初め、ルフィン・スドコフスキーの《凪》が同じ効果を用いて現れると、クインジは盗用だと非難し、クラムスコイ、レーピン、マクシモフ、ヴォルコフが新聞《ノーヴォエ・ヴレーミャ》に、スドコフスキーの水はクインジからそのまま借りたものだと書いた。ここに描かれた岸はヴァラームのもので、ラドガ湖は今もヨーロッパ最大の湖である。




