
洗礼者聖ヨハネの説教のある風景
作品情報
ストーリー
この板絵は高さ30センチに満たず、その大部分は説教を取り巻く土地、川や町、背後にそびえる岩山に割かれている。洗礼者ヨハネが荒れ野で、話を聞きに集まった群衆に説いている。キリストの到来を前に悔い改めを呼びかける、福音書の場面だ。ヘリ・メット・デ・ブレスはこの主題を何度も描き、ほかの作例がブリュッセルとバルセロナにある。
左の木のうろには、小さなふくろうがとまっている。美術史美術館はこれを、疑問符つきで、署名の可能性があるものとして記録している。制作は1535年から1540年ごろで、のちにハプスブルク家のネーデルラント総督レオポルト・ヴィルヘルム大公の所蔵となり、そのコレクションは17世紀にウィーンへ移った。




