猫を抱く少年

Pierre-Auguste Renoir · PD

猫を抱く少年


作品情報

制作年
1868
技法
油彩・カンバス
種類
絵画
寸法
123 × 66 cm

ストーリー

この絵は1981年にロンドンの競売に出たあと、日本の個人コレクションに入り、1992年にニューヨークのオークションでオルセー美術館が購入しました。それ以前の持ち主には、ルノワールと画家バジールの友人エドモン・メートル、そしてベルリンの収集家エドゥアルト・アルンホルトがいます。

描かれたのは1868年。落選が続いていたルノワールが、恋人リーズ・トレオを描いた戸外の大きな肖像画で、ようやくサロンで成功を収めた年です。同じ年のこの作品は、当時のサロンの裸体画とはまったく違います。神話という口実はどこにもなく、裸の少年がこちらに背を向けて猫を抱き、肩越しにそっとこちらをうかがっています。モデルが誰なのかはわかっていません。オルセー美術館によれば、ルノワールの全作品の中で唯一の男性裸体画です。

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