二本線のあるロザンジュ構図

Piet Mondrian · PD

二本線のあるロザンジュ構図


作品情報

制作年
1931
技法
油彩
種類
絵画
寸法
112 × 112 cm

ストーリー

1931年のパリで、抽象を描く画家たちは自分たちの陣営を作り始めていた。この年の2月に結成された国際的な集団「アブストラクシオン・クレアシオン」に、モンドリアンも名を連ねている。同じ年に仕上げられたのがこの絵である。画布は一辺80センチの正方形だが、壁には角を上にして掛けられ、対角線は112センチに伸びる。白い面の上に置かれているのは二本の黒い線だけで、長短の線が画面の上寄りで交差する。彼が到達したうちでも、要素の数がもっとも少ない絵の一つである。所蔵するアムステルダム市立美術館は、この一点を含む五点の新造形主義の作品をまとめて修復した。彼が使ったカドミウム系の絵具は埃と温湿度の変化に弱く、現在は保護ケースに入れて展示されている。

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