マドモアゼル・マルト・ル・クール

Pierre-Auguste Renoir · CC-BY-SA-4.0

マドモアゼル・マルト・ル・クール


作品情報

制作年
1873
技法
油彩・キャンバス
種類
絵画

ストーリー

モデルはマルト・ル・クール。1865年生まれで、建築家シャルル・ル・クールの四人の子どものうち三番目にあたり、のちにポール・デュピュイ夫人となりました。父のシャルルはルノワールを早くから支えた注文主の一人で、1873年、パリの南西にあるフォントネー=オー=ローズに田舎の家を買います。この小さな肖像画は、その家で描かれました。青い服に白いひだ襟、髪には濃い色のリボン、背景はざっくりとした筆づかいのままです。同じ年の暮れ、ルノワールはモネやピサロら仲間と芸術家の協同組合を立ち上げ、この団体が翌1874年4月、パリで最初の印象派展を開きました。絵はその後しばらく父の手元にあり、パリの画商を経て、1924年に銀行家で収集家のダヴィッド・ダヴィッド=ヴェイユが買い取ります。同じ年の7月、未発表のルノワール作品15点を紹介する雑誌記事で、初めて図版として世に出ました。

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