祝福する幼子イエスと聖母

Giovanni Bellini · PD

祝福する幼子イエスと聖母


作品情報

制作年
1464
技法
テンペラ
種類
絵画
寸法
79 × 63 cm

ストーリー

祈りのための聖母像ですが、掛かっていたのは教会ではなく役所でした。リアルトのカメルレンギ宮にあったモンテ・ヌオヴィッシモという財務の役所から来た板絵で、そこでは共和国の公債が扱われていました。ベッリーニの初期の作で、板にテンペラ、形はビザンティン以来のホデゲトリア、道を示す聖母の型にならっています。ヴェネツィアではこの絵を親指の聖母と呼びます。幼子が左手で母の親指を握り、右手は指を三本立てて祝福しているからで、三本は三位一体のしるしです。輪郭はまだ硬く、マンテーニャや、ドナテッロがパドヴァに残した仕事に近いところがあります。絵肌の傷みは大きく、とくに肌の部分が失われていて、1938年と2000年に修復を受けています。

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