聖母子

Lorenzo di Credi · PD

聖母子


作品情報

制作年
1520
技法
油彩・板
種類
絵画
寸法
69.9 × 58.4 cm

ストーリー

聖母マリアが幼子イエスに乳を与えています。「授乳の聖母」と呼ばれる、古くからある祈りのための図像です。この程度の大きさの絵は、教会の祭壇よりも、家で祈るために描かれることが多いものでした。

ロレンツォ・ディ・クレディがこれを描いたのは1520年頃、すでに60歳を過ぎていた時期です。当時のフィレンツェでは、アンドレア・デル・サルトやその弟子ポントルモといった若い画家たちが、人体を引き伸ばし、落ち着かない色彩を試みていました。クレディは若い頃からのやり方を変えず、なめらかな画面と丁寧な仕上げ、穏やかで均一な光で描き続けました。

もとは板に描かれた絵ですが、ある時点で絵の具の層が板からはがされ、カンヴァスに移し替えられています。傷んだ板絵を救うために、かつての修復家がよく行った処置です。1927年、シンシナティの慈善家メアリー・エメリーの遺贈によって美術館に入りました。彼女のコレクションにはティツィアーノやマンテーニャの作品もありました。

すべてポケットの中に。アプリを入手。
聖母子 — ロレンツォ・ディ・クレディ — MuseScope