
Raphael · PD
聖母子(コネスタビレの聖母)
作品情報
ストーリー
手のひらに乗るほど小さな円い絵で、直径はわずか18センチほどしかない。ラファエロがまだ20歳そこそこ、故郷ウンブリアで描いた初期の一枚である。雪をいただく山々を背に、聖母が幼子イエスを抱いて一冊の本に見入っている。全体が春のようにやわらかく、若い画家のういういしさがそのままにじんでいる。もとはイタリア、ペルージャのコネスタービレ伯爵家に伝わっていたが、1871年、ロシア皇帝アレクサンドル二世が買い取り、妻である皇后への贈り物とした。のちに板からカンヴァスへ移し替える作業の途中で、聖母がはじめは本ではなく、ざくろを手にしていたことが分かった。




