
Giovanni Battista Cima da Conegliano · PD
聖母子と洗礼者ヨハネおよびマグダラのマリア
作品情報
ストーリー
この祭壇画は1511年ごろ、パルマのサン・ドメニコ教会の祭壇の上に掲げるために生まれました。玉座に座る聖母を中心に、粗い衣をまとった洗礼者ヨハネと、輝く絹をまとってひざまずくマグダラのマリアが左右に並ぶ、静かな構図です。この絵は三世紀のあいだパルマにありました。ところが1811年、北イタリアがナポレオンの支配下にあったころ、フランスの役人が数えきれない教会の絵とともにこれを接収し、パリへ送りました。ナポレオンの失脚後、持ち去られた多くの作品は元の場所へ返されましたが、この一枚は返されず、ルーヴル美術館にとどまり、今も大回廊に掛かっています。チーマは玉座の台に貼りつけた小さな描かれた紙片に署名しました。ヴェネツィアの画家たちが好んで残した、だまし絵のような銘札です。




