ロッジャの聖母

Sandro Botticelli · PD

ロッジャの聖母


作品情報

制作年
1467
技法
テンペラ・板
種類
絵画
寸法
72 × 50 cm

ストーリー

ボッティチェリがまだ二十歳そこそこだった1460年代の作とされる、ごく初期の聖母子像である。当時の彼は、フィレンツェの修道士画家フィリッポ・リッピの工房で学んでおり、聖母のやさしい面立ちや繊細な描線に師の影響がうかがえる。ロッジャと呼ばれる柱のアーチのあいだから、幼子を抱く聖母が現れ、奥には青くかすむ風景がのぞく。のちの『春』や『ヴィーナスの誕生』に見られる流れるような線は、ここではまだ控えめだが、その芽ははっきり感じられる。石造りの手すりの上で、幼子が母に体を預けている。

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