
Alvesgaspar · CC-BY-SA-4.0
フォリーニョの聖母
作品情報
ストーリー
ローマ教皇ユリウス2世の侍従シジスモンド・デ・コンティは、故郷フォリーニョの自邸が空から落ちてきた火の玉に襲われながら、命拾いをしたと伝えられる。その感謝のしるしに、彼は死の間際、ラファエロにこの奉納画を注文した。上半分では、金色の輪の中に聖母子が浮かぶ。下半分には聖人たちと、赤いマントをまとって祈るシジスモンド自身が並ぶ。中央の幼い天使は、何も書かれていない板を掲げている。奉納の言葉を刻むための余白だったともいわれる。背景には小さくフォリーニョの町が描かれ、空には一条の光る球が家並みへ落ちていく。もとは板に油彩で描かれ、のちに布へ移し替えられて、今はバチカンの絵画館にある。




