
Antonio da Correggio · PD
聖セバスティアヌスの聖母
作品情報
ストーリー
1523年、ペストがモデナを襲った。イタリアの都市では、ほぼ一世代ごとに繰り返されたことである。まさにこの災いから守ってくれると祈られた聖セバスティアヌスの信心会が、コレッジョに祭壇画を注文し、彼は翌年これを納めた。画面の左でセバスティアヌスは木に縛られ、右には、もう一人のペストの守護者である聖ロクスが、たった今病から抜け出したように弱々しく立つ。中央にひざまずくのはモデナの守護聖人ゲミニアヌスで、聖母を指し示し、その傍らで少女が町の模型を抱えている。二世紀あまりのち、この絵はドレスデンに渡り、ザクセン選帝侯アウグスト3世の手に入った。




