マルコ・グリマーニ

https://www.museodelprado.es/en/the-collection/art-work/marco-grimani/c82db7a3-81a9-4e3e-be57-eae5e5f19f39 · CC-BY-SA-4.0

マルコ・グリマーニ


作品情報

制作年
1550
技法
カンヴァスに油彩
種類
絵画
寸法
77 × 63 cm

ストーリー

この肖像が描かれたとき、ヴェネツィアはペストをくぐり抜けたばかりだった。1575年から1577年にかけて市は5万人近くを埋葬している。住民のおよそ三分の一にあたる。疫病の終息を感謝して元老院は聖堂の建立を誓い、パッラーディオが1577年にレデントーレ聖堂を起工した。マルコ・グリマーニはその元老院の一員である。プラド美術館はこの肖像を1576年から1583年、彼の生涯最後の七年間のものと見ており、身分にふさわしい白貂の縁取りのついた赤いビロードの装いで描かれている。年齢は少しも取り繕われていない。わずかに身をひねり、見る者の目を離さず、左腕を前に出すことで背後の黒い地が奥行きへと開かれる。光は手と顔にだけ落ち、残りは闇に置かれたままである。

作品の前にいるなら、カメラを向けて。アプリを入手。