
Paul Cézanne · PD
ジャス・ド・ブッファンの牧草地と農場
作品情報
ストーリー
ジャス・ド・ブッファンは、エクス=アン=プロヴァンス郊外にあったセザンヌ家の屋敷です。1859年に画家の父で銀行家のルイ=オーギュストが買い取ったとき、そこはアーモンドや桑、オリーブの木とブドウ畑が広がる、ほとんど農場といってよい土地でした。息子のポールはこの地所を30点以上の油彩に描いています。1880年代半ばのこの作品では、母屋は木立の向こうに隠れ、代わりに牧草地と農場の建物、マロニエの木立が、小さく素早い筆致で描かれています。1886年10月23日に父が亡くなると、屋敷は画家と二人の妹の共有となりました。母の死後、1899年に売却されています。カナダ国立美術館がこの絵を購入したのは1954年のことで、2025年には、エクスのグラネ美術館で開かれたジャス・ド・ブッファンをテーマとする展覧会のため、ふたたびこの町に里帰りしました。




