
Hans Memling · PD
モレールの三連祭壇画
作品情報
ストーリー
1484年、ブルッヘの裕福な香辛料商で市長も務めたウィレム・モレールが、市内の教会にある一族の埋葬礼拝堂のために、この作品をハンス・メムリンクに注文した。中央のパネルでは、聖クリストフォロスが幼子キリストを肩に乗せて川を渡り、その両脇に二人の聖人が立つ。左右の翼にはモレール一家がひざまずく。片側に彼と五人の息子、もう片側に妻と長く連なる娘たちが並び、みな中央に向かって祈っている。家族全員をそろえて描いた、現存する最も古い集団肖像のひとつだ。今も、一家が暮らしたそのブルッヘのグルーニング美術館に収められている。




