
Albert Bierstadt · PD
フッド山
作品情報
ストーリー
1869年は、最初の鉄道がアメリカの東西両海岸を結んだ年であり、東部の人々は、急に手の届くものとなったその西部の光景を、絵で見たがっていた。ビアスタットはそれに応えた。彼はオレゴンを旅していたが、求めたのは正確さよりも壮大さである。フッド山を実際より高くそびえさせ、ひとつの視点ではとうてい収まらない景色を一枚に集め、そのすべてを静かな金色の光で満たした。この絵はのちに1876年フィラデルフィアの万国博覧会に出され、続いて彼のロンドンのアトリエへ移った。そこでサイモンとアマンダ・リード夫妻——のちにリード大学を創設することになる二人——がこれを買い取り、オレゴンへと船で送った。ポートランド美術館に収まったのは1953年のことである。




