虹のある山の風景

Caspar David Friedrich · PD

虹のある山の風景


作品情報

制作年
1809
技法
油彩・カンヴァス
種類
絵画
寸法
69 × 102 cm

ストーリー

山の頂で、一人の旅人が岩に身をもたせ、闇に沈む低い山なみを眺めています。この人物は、早くから画家自身の姿だと解釈されてきました。夜のように暗い空を、一本の虹が画面いっぱいに大きく渡っています。カスパー・ダーヴィト・フリードリヒは、手前の人物をくっきりと、遠くの風景をおぼろに描き分けました。ドイツ・ロマン主義を代表する彼にとって、この対比は、目に見える世界と、その先にある精神の世界とを隔てる境目でもありました。大自然を前にした、ちっぽけな一人の人間。旅人はただ立ち止まり、その光景に見入っています。

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