
Wassily Kandinsky · PD
ムルナウ、シュタッフェル湖の眺め
作品情報
ストーリー
1908年8月半ば、ムルナウの目抜き通りにある宿グリースブロイに、四人の画家が部屋を取りました。その年バイエルンに戻ったカンディンスキーとガブリエーレ・ミュンター、そこへ合流したアレクセイ・ヤウレンスキーとマリアンネ・フォン・ヴェレフキンです。9月末まで滞在し、町を方々から描きました。カンディンスキーが使ったのは、持ち歩ける小さな板紙です。この一枚は縦33センチ、横41センチほどで、町のはずれのシュタッフェル湖を越えて眺めています。裏には本人の手と思われる筆跡で、カンディンスキー、ムルナウ、1908年と記されています。ミュンターはこれを手放さず、ナチスの時代はムルナウの自宅の地下に隠して守り、1957年、80歳の誕生日に、そこに保管していた作品の大半とともにミュンヘン市へ贈りました。




