陽光の中の裸の老人

Mariano Fortuny Marsal · PD

陽光の中の裸の老人


作品情報

制作年
1871
技法
カンヴァスに油彩
種類
絵画
寸法
76 × 60 cm

ストーリー

この絵は、見えている範囲より大きい。作品そのものと画家のローマのアトリエを写した古い写真を見ると、人物の体は腰よりずっと下まで続いていた。下端の、筆を走らせただけの部分は、現在の額に入れたときに視界から消え、いまも一部が木枠の下辺に折り込まれて残っている。その部分が見えていたころ、体はもっと彫刻の胴体に近く映った。フォルトゥーニがこの習作を描いたのは1871年ごろ、グラナダでのことである。1870年の夏にこの町に入り、同じ老人を何度も描いたが、その人物が誰かは分かっていない。義兄にあたる画家リカルド・デ・マドラーソは、皇帝カール五世を思わせる貧しい老人だったと書き残している。頭部は速い交差の筆致で一気に仕上げられ、髭と胸の中央に青が置かれている。

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