
Vincent van Gogh · PD
オリーブ摘み
作品情報
ストーリー
1889年11月、サン=レミの療養院から、ファン・ゴッホは若い画家エミール・ベルナールに厳しい手紙を書いた。ベルナールは頭の中で構成した聖書の場面の写真を送ってきていて、そのなかに《オリーブ園のキリスト》があった。ファン・ゴッホは、夢想はひとまず措いて実在するものを見ろと言い、自分はオリーブ畑に出て働いていると書いている。この絵を描いたのは翌月の12月、収穫の時期に戸外で、枝に手を伸ばす三人の女の姿である。同じ主題の三点のうち最初のもので、あとの二点は部屋の中で仕上げられた。翌年4月、パリの弟へ絵を詰めた箱を送るとき、彼はこの一枚を選り分けている。ピンクの空のオリーブの木が一番いいと分かるはずだ、と。




