
彩色磔刑十字架
作品情報
ストーリー
この十字架でいちばん繊細な細工は、キリストの頭を囲む光輪にあります。金箔を施した石膏で盛り上げてあり、まだ柔らかいうちに細い紐を押し当てて、ぶどうの蔓と葉の浮き彫り模様を作っています。ベルナルド・ダッディが1340年から1345年頃、フィレンツェのサン・ドナート・イン・ポルヴェローザ修道院のために描いたものです。体の両脇では聖母と福音書記者ヨハネが嘆いています。十字架の四つの端には小さな場面があります。上端は最後の審判で、マンドルラの中にキリストが現れ、天使たちが魂を分けています。残る三つの端には、嘲弄、鞭打ち、十字架を担うキリストが並びます。19世紀に教会や修道院の組織が廃止されたのちウフィツィに移り、1919年にアカデミア美術館へ来ました。




