
Wassily Kandinsky · PD
三つの斑点のある絵、第196番
作品情報
ストーリー
カンディンスキーは1914年の前半、ミュンヘンでこの絵を描きました。自筆の作品リストでは196番が付けられています。ほぼ正方形の画面の中央に、題名の三つの色斑があります。左に斜めに置かれた緑、右にいちばん大きな濃い群青、上には丸い深紅があり、深紅はほかの二つに半分隠れています。その年の8月1日、ドイツがロシアに宣戦布告し、二日後、ロシア国籍だったカンディンスキーはミュンヘンを離れてスイスへ向かいました。絵はのちにニューヨークのソロモン・R・グッゲンハイム財団の所蔵となり、財団は1971年にこれを売却しました。当時、カンディンスキーの作品としては記録的な価格だったと伝えられています。1975年にミラノでこの絵を買ったのが、ハンス・ハインリヒ・ティッセン=ボルネミッサ男爵でした。





