ガチョウ番の娘のいる牧場
作品情報
ストーリー
アルフレッド・ショシャールは、パリの大百貨店のひとつ、グラン・マガザン・デュ・ルーヴルで財を成し、その多くをバルビゾン世代の風景画家や動物画家の作品に注ぎました。この絵は1877年、オッペンハイムという収集家のコレクションの売り立てを経て、彼の手に渡っています。1909年に亡くなったショシャールはコレクションをルーヴル美術館に遺贈し、この作品もミレーの「晩鐘」と一緒に収められました。トロワイヨンが描いたのは1854年です。画面の大半を大きな白い雲が占めています。その下で、白い頭巾の少女が小枝を手に、平らな牧草地でガチョウを追っています。脇では犬が見守り、鳥たちのあいだに牛が二頭立ち、遠い地平線には小さな教会の尖塔がのぞきます。署名と年記は左下にあります。

