ポール・ヴェルレーヌ

ポール・ヴェルレーヌ


作品情報

制作年
1891
技法
油彩、カンヴァス(板に貼付)
種類
絵画
寸法
19.1 × 16.5 cm

ストーリー

このポール・ヴェルレーヌの頭部は高さ19センチほどで、便箋一枚より小さな絵です。美術館は1891年頃の作としています。その前年、カリエールはもっと大きな肖像画で詩人を描いており、それはいまパリのオルセー美術館にあります。ここでも禿げ上がった額とひげが、カリエールならではの褐色の靄の中から、すぐ間近に浮かび上がります。1891年のヴェルレーヌは47歳。若い象徴派の詩人たちに師と仰がれながら貧しく、パリの病院への入退院を繰り返していました。

この小さなカンヴァスの最初の持ち主はわかっていません。1921年にはルイス・クロンバーグの手にありました。ボストン生まれでバレリーナを描いた画家で、パリに長く滞在し、ボストンの収集家イザベラ・スチュワート・ガードナーのために作品を買い付けてもいた人物です。1939年に美術館に宛てた手紙で、彼はパリの小さな画商で見つけたと書いています。1934年にヴォース画廊へ売り、画廊は同じ年に340ドルでボストン美術館に売却しました。

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