悔悛するマグダラのマリア

El Greco · PD

悔悛するマグダラのマリア


作品情報

アーティスト
エル・グレコ
制作年
1585
技法
油彩
種類
絵画
寸法
109 × 96 cm

ストーリー

1894年、カタルーニャの画家サンティアゴ・ルシニョールはこの一枚をパリで買い求め、漁村シッチェスへ持ち帰った。そこに造りつつあった邸宅美術館カウ・ファラットに収めるためである。当時エル・グレコは三世紀近く忘れ去られ、風変わりな絵師と見なされていた。彼を再発見し、自分たちの先駆者として掲げたのが、カタルーニャの近代主義者たちだった。ルシニョールは同じ巨匠のもう一点とともにこの絵を担ぎ、町の通りを練り歩く行列まで催した。1590年ごろに描かれたこの「悔悛するマグダラのマリア」は、十字架に手を添え、傍らに髑髏を置いて、生のはかなさを告げる。引き伸ばされた背丈と冷たい光は、トレドに住みついたクレタ人の筆にほかならない。

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