
Titian · PD
フェリペ2世がフェルナンド王子を天に捧げる
作品情報
ストーリー
この絵には相方がいる。ティツィアーノが1548年に描いた《ミュールベルクの皇帝カール5世》で、フェリペ2世は父の肖像と自分のこの一枚を組にして考えていた。1598年に王が世を去ったとき、マドリードのアルカサル宮の目録に二点は並んで記され、その後どこへ移されるときも一緒だった。プラド美術館に入ったのも同じ1839年である。組にするために、1625年には画家ビセンテ・カルドゥーチョがこの絵の画布を継ぎ足して父の肖像と寸法をそろえており、いま見える画面はティツィアーノが1573年から1575年にかけて描いたものより大きい。




