少女の肖像

Amedeo Modigliani · CC-BY-SA-4.0

少女の肖像


作品情報

所蔵
テート
制作年
1917
技法
油彩・カンヴァス
種類
絵画
寸法
80.6 × 59.7 cm

ストーリー

ロンドンのテートは、この絵のモデルの名を挙げていない。付きまとう「ヴィクトリア」という名は、モディリアーニの死から九年後、1929年のロンドンの展覧会に《若い女性の肖像、マドモワゼル・ヴィクトリア》として出たことに由来し、その後の目録が受け継いだ。パリでモディリアーニを知っていた画家モイズ・キスリングは、娘はイギリス人で、注文による肖像だったとだけ語っている。画布には署名があり、年記はない。そのため制作年は1916年とする説と1917年とする説がある。

表面の下にはもう一枚の絵がある。テートで撮られたX線写真には、椅子に座って四分の三身を見せ、わずかに左を向いた女性が写っている。髪は高く結い上げ、前髪はぎざぎざに切られている。研究者たちは、1915年の《暖炉の前に座るベアトリス・ヘイスティングス》との近さを指摘しつつ、確かなことは分からないと断っている。紫外線で見ると下の層には乾燥による亀裂があり、上から描かれるまでに固まるだけの時間が経っていたことが分かる。

読んだことについて、何でも聞いて。アプリを入手。