エズメラルダ・ブランディーニと呼ばれる貴婦人の肖像

Sandro Botticelli · PD

エズメラルダ・ブランディーニと呼ばれる貴婦人の肖像


作品情報

制作年
1470
技法
テンペラ
種類
絵画
寸法
65.7 × 41 cm

ストーリー

一見すると十五世紀フィレンツェのひとかけらだが、この肖像の今の顔立ちには、ヴィクトリア朝ロンドンの手が幾らか入っている。1867年、ラファエル前派の画家ダンテ・ゲイブリエル・ロセッティが競売でわずかな値で買い取った。仲間たちと同じく初期イタリア美術に惹かれてのことで、手元にある間に板の一部、女性の白い帽子に、そして今では顔のところどころにも筆を加えたらしい。彼女に付けられたスメラルダという名は、おそらく後年、彫刻家バッチョ・バンディネッリの子孫が家系を飾ろうとして作ったものだ。1880年、ロセッティはこれを収集家コンスタンティン・イオニデスに売り、その大きな遺贈が1900年にヴィクトリア・アンド・アルバート美術館へと運んだ。

まもなく、物語は持ち歩ける音声に。登録を。