
Théodore Géricault · CC-BY-2.0
東洋風の男の肖像
作品情報
ストーリー
ブザンソン美術考古博物館は、この作品を「東洋風の衣装の男の肖像、通称ムスタファの肖像」として登録しています。ムスタファとは、1810年代の終わりにパリのジェリコーの家で働いていた人物に伝わる名で、一般に画家のトルコ人の召使いとされています。ルーヴル美術館にあるジェリコーの水彩画にも、同じ名が付けられています。1819年には、一世代上の画家アンヌ=ルイ・ジロデもターバンを巻いた男の頭部を描いており、モンタルジのジロデ美術館は同じモデルだった可能性を認めつつ、断定はしていません。この絵の男は、赤い帽子の上に縞模様のターバンを巻き、鋭く横へ視線を向けています。開いた襟元からは白いシャツと赤いチョッキがのぞきます。作品は、ブザンソン生まれの画家ジャン・ジグーのコレクションから美術館に入りました。




