
Sandro Botticelli · CC-BY-SA-4.0
コジモ・イル・ヴェッキオのメダルを持つ男の肖像
作品情報
ストーリー
若い男が、金色に光るメダルを両手でこちらに差し出すように掲げている。そのメダルにはフィレンツェの実力者コジモ・デ・メディチの横顔が刻まれ、絵のなかには本物の型で作った浮き彫りがはめ込まれている。ボッティチェッリがまだ二十代だった1470年代、これはメディチ家への忠誠を示す肖像だと考えられている。男が誰なのかは分かっていないが、背後には川の流れる明るい風景が広がり、初期の画家がネーデルラント絵画から学んだ空気の遠さがうかがえる。





