女性の肖像

女性の肖像


作品情報

アーティスト
トマ・クチュール
制作年
1852
技法
油彩、カンヴァス
種類
絵画
寸法
46.3 × 37.5 cm

ストーリー

クチュールはこの女性の頭部に、左下のTとCというイニシャルしか記していません。美術館は制作を1850年代初めとし、モデルの名前はわかっていません。

そのころ、パリのクチュールのアトリエには多くのアメリカ人学生が集まっていました。画家ウィリアム・モリス・ハントもそのひとりで、のちにバルビゾンへ移り、さらにボストンに居を構えてからは、町の収集家たちにフランス絵画を買うよう熱心に勧めました。

この小さなカンヴァスは、また別の道筋でニューイングランドにたどり着きました。1886年にはロードアイランド州プロヴィデンスのトマス・ロビンソンが所有しており、同じ年の11月に彼の絵がニューヨークで競売にかけられた際、プロヴィデンスとボストンに店を構える画商ヴォースが買ったとみられます。1890年、ヴォースはこれをボストンの製紙業者サミュエル・デニス・ウォレンの未亡人スーザン・コーネリア・ウォレンに売りました。彼女の息子エドワード・ペリー・ウォレンは、ボストン美術館のために古代ギリシアの美術品を集めた収集家です。肖像は間もなく、彼女自身の手で美術館に寄贈されました。

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