
真珠の首飾りの女性の肖像
作品情報
ストーリー
この若い女性が誰なのか、わかっていません。美術館は制作年をおそらく1485年から1495年のあいだと幅をもたせており、ロレンツォ・コスタがボローニャで仕事をしていた時期にあたります。暗い背景に半身で描かれた彼女は、赤みがかった金髪を淡い色の頭巾にまとめ、胴衣には金の刺繍の帯、袖は深い青緑です。首には題名の由来となった真珠の首飾りをかけ、その下には細い紐に吊るした赤い宝石が下がっています。
この肖像が初めてボストン美術館に貸し出されたのは1883年のことでした。美術館は開館してまだ七年、コプリー・スクエアの最初の建物にありました。貸し主はニューポートにも家を持つボストンの婦人メアリー・リチャードソンで、絵が正式に美術館のものとなったのは、彼女の遺贈による1925年のことです。




