女性の肖像

女性の肖像


作品情報

制作年
1549
技法
油彩、板
種類
絵画
寸法
63.8 × 47 cm

ストーリー

1911年12月、ボストン美術館はニューヨークの画廊に2万ドルを払ってこの板絵を購入し、ヴィッテンベルクの名高い宮廷画家、ルーカス・クラナッハ(父)の作品として台帳に記しました。旧蔵者はアドルフ・ティームというドイツ人収集家で、彼は自分の絵とともにイタリアのリヴィエラ、サンレモへ移り住んでいました。描かれた女性の名前は絵とともに伝わらず、いまもわかっていません。中年か、それ以上の年配の女性で、黒い衣装をまとい、頭とあごを白い亜麻布で包んでいます。当時のザクセンで、身分のある既婚女性がしていた装いです。組んだ手にはハンカチを持ち、指には指輪がはまっています。右側、顔の横には工房の印である翼のある小さな蛇が描かれ、その下に1549という年が記されています。この年、父クラナッハは70代後半、息子のルーカス(子)は30代前半で、ふたりとも一家の工房で仕事をしていました。2013年、美術館はこの作品の作者を父から子へと改めています。

すべてポケットの中に。アプリを入手。