
Attributed to Titian · PD
アントニオ・パラヴィチーニ枢機卿の肖像
作品情報
ストーリー
描かれている枢機卿アントニオット・パッラヴィチーニは、1507年にこの世を去っている。ティツィアーノがこの肖像を手がけたのは16世紀の半ば、本人の死から40年ちかく経ったあとで、一族が先祖の姿を求めて注文したものと考えられている。
作者がティツィアーノだと分かるのは、1620年代にイタリアでこの絵を手に入れたフランドルの画家ヴァン・ダイクが、自分の素描に書き残した一文による。20世紀のはじめには、セバスティアーノ・デル・ピオンボの作とされていた時期もあった。絵はパリのクロザ家の収集品として1772年にエカチェリーナ2世のエルミタージュへ買い上げられ、1928年にモスクワへ移されている。プーシキン美術館によれば、この画布の下には、先に描かれた別の絵が隠れている。




