アントニオ・デ・コバルビアスの肖像

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アントニオ・デ・コバルビアスの肖像


作品情報

アーティスト
エル・グレコ
制作年
1595
技法
油彩・キャンバス
種類
絵画
寸法
68 × 57.2 cm

ストーリー

1590年代、エル・グレコはすでに長くトレドに暮らしていた。故郷クレタからも、修業の地イタリアからも遠く離れた土地である。異国から来たこの画家の数少ない親しい友の一人が、法学者で人文主義者のアントニオ・デ・コバルビアスだった。ギリシア語にも通じた学者で、1584年以降、グレコを町の知識人の輪へと導いた人物である。この肖像は注文ではなく、友情から描かれた。スペイン絵画において、グレコは顔だけでなくその人の内面まで写す肖像の道を開いた画家とされる。白髪と白い髭の老学者が、簡素な背景の前に正面を向き、黒いビレッタ帽と白い法衣をまとって座っている。

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