
Paolo Veronese · PD
リヴィア・ダ・ポルト・ティエーネ伯爵夫人と娘デイダミアの肖像
作品情報
ストーリー
1550年前後、ヴィチェンツァでいちばん裕福な男の一人だったイゼッポ・ダ・ポルト伯爵が、アンドレア・パッラーディオに新しい館を建てさせました。その壁にかけるために注文されたのが、二枚一組の等身大の肖像です。片方に伯爵と息子レオニダ、もう片方に妻リヴィアと長女デイダミア。母と娘の絵がこちらで、デイダミアは1545年の生まれですから、描かれたときは七歳ほどです。手がけたのは20代半ばのパオロ・ヴェロネーゼで、ヴェネツィアで名を上げる前の仕事にあたります。二枚は向かい合うように掛けられていたと考えられていますが、今は離れ離れです。夫と息子の絵はフィレンツェのパラッツォ・ピッティにあり、母と娘のこちらは1921年にヘンリー・ウォルターズが買い取ってボルティモアへ渡りました。




