エリーザベト・ベリングハウゼンの肖像

エリーザベト・ベリングハウゼンの肖像


作品情報

制作年
1538
技法
板に油彩
寸法
34.5 × 24 cm

ストーリー

マウリッツハイス美術館の学芸員は、オランダ美術史研究所に残る古い写真と、1896年の競売目録に描き写された紋章を手がかりに、この女性の失われた相手を突き止めた。ケルンの法学者で、大学で法律を講じたヤーコプ・オンファリウスである。画家は1538年か1539年、二人の婚約に際して、蝶番でつながる二枚一組の肖像を描いた。彼女の手元の石の欄干は、彼の画面へと続いている。手にした小枝はビタースイートと呼ばれるナス科のつる草で、ケルンの肖像画では婚約中の男女のしるしだった。帽子の下からのぞく編んだ髪も、まだ結婚していないことを示す。1896年のロンドンの競売で二枚は引き離され、彼女は1912年にアムステルダム国立美術館へ入った。男性の肖像が「身元不明の男」としてパリの小さな競売会社に現れたのは2019年5月のことで、翌2020年にマウリッツハイス美術館が購入した。

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