フランス王アンリ4世の肖像

フランス王アンリ4世の肖像


作品情報

制作年
1613
技法
油彩
寸法
144 × 121 cm

ストーリー

注文主はトスカーナ大公妃クリスティーヌ・ド・ロレーヌでした。1611年、パリ駐在の大使ボッティ侯爵が、その注文をプールビュスに持ち込みます。フィレンツェが欲しかったのはフランス王家の肖像二点で、うち一点は在位中の王ルイ13世、当時九歳の少年のはずでした。画家が納めたのは、その少年の父親です。アンリ4世は1610年5月、パリの路上で馬車に乗ったまま刺し殺されています。ここでの王は戴冠の正装のまま、金の百合と白貂の毛皮をまとい、赤い布を掛けた卓の上に王冠が置かれています。ボッティは送り返さず、この絵を手元に残しました。画布は1613年2月15日に仕上がり、まもなくフィレンツェへ送られます。今もそこに、王室居室のオウムの間に、未亡人の肖像と並んで掛かっています。

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