
Jan van Eyck · PD
ヤン・デ・レーウの肖像
作品情報
ストーリー
ヤン・ファン・エイクはブルゴーニュ公の宮廷画家で、フランドルの富裕な商都ブルッヘに暮らしていた。1436年、彼が描いたのは貴族ではなく、ヤン・デ・レーウという金細工の親方だった。描かれた額縁には、フランドル語の韻文で銘が回っている。デ・レーウは1401年の聖ウルスラの日に生まれ、ファン・エイクは1436年に彼を描き始めた、と。名を意味する「レーウ」、つまり獅子という語は、小さな獅子の絵に置き換えられている。名前をめぐる遊びだ。金細工師はこちらへ半身を向け、指先に金の指輪をつまんでいる。自らの腕前の証しを、今しがた客に見せたかのように。




