アンリ・マルタン夫人の肖像

Didier Descouens · PD

アンリ・マルタン夫人の肖像


作品情報

制作年
1910
技法
油彩・キャンバス
種類
絵画

ストーリー

アンリ・マルタンがマリー・シャルロット・バルバルーと結婚したのは1881年、二人が出会ったのはトゥールーズの美術学校だった。彼女自身もパステルを描く人である。1900年、夫妻はカオール近郊ラバスティド・デュ・ヴェールにマルケロルという屋敷を買い、以後は一年の五か月をそこで過ごすようになる。1910年ごろのマルタンは、トゥールーズ市庁舎やパリの国務院といった公共建築の大壁画に追われる画家で、注文も評価も頂点にあった。妻の肖像はその合間に描かれ、壁画と同じ分割筆触が、そのまま身近な顔に向けられている。画家は1943年にこの屋敷で死ぬまで、土地を離れなかった。

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