
Élisabeth Louise Vigée Le Brun · PD
マリー=ルイーズ=アデライード=ジャケット・ド・ロビアンの肖像
作品情報
ストーリー
1774年、パリで19歳の女性画家の仕事場に封印が施された。同業組合に属さないまま絵で稼いでいたためである。彼女はその年のうちにサン=リュック・アカデミーの展覧会へ出品し、会員として迎え入れられた。この肖像は同じ年の作で、署名は「ヴィジェ嬢」と読める。ル・ブランの姓を名乗るのは二年後の結婚を待たねばならない。描かれているのはブルターニュの貴族の娘マリー=ルイーズ・ド・ロビヤンで、画家より一つ年下だった。装飾も儀礼ばった仕掛けも取り払われ、彼女はギターを手にしたまま、こちらへ顔を向けている。1788年、彼女はミラボー子爵と結婚し、革命期に演説で名を轟かせるあのミラボー伯爵の義理の妹となった。




