ポール・ルモワーヌの肖像

Jean-Auguste-Dominique Ingres · PD

ポール・ルモワーヌの肖像


作品情報

制作年
1810
技法
油彩
種類
絵画
寸法
47.2 × 36.5 cm

ストーリー

1810年、アングルはフランス・アカデミーの給費留学生としてローマに暮らして三年目を迎えていた。この街は、当時ナポレオンが自らの帝国に併合したばかりだった。彼はここで友人の彫刻家ポール・ルモワーヌを描いたが、これは注文仕事ではない。開いた襟元、乱れた髪、気心の知れた相手の前でしか見せない打ち解けた姿勢に、それがうかがえる。ほぼ真っ黒な背景が、若者の浅黒い顔と生き生きとした眼差しを前へ押し出す。ルモワーヌが座ったのは25歳ごろ。彼はその後の長い生涯のほとんどをイタリアで過ごし、1883年、99歳で世を去った。

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