ピエトロ・ベンボの肖像

Raffaello Santi (1483 - 1520) – Artist Born in Urbino. Died in Rome. Details on Google Art Project · PD

ピエトロ・ベンボの肖像


作品情報

アーティスト
ラファエロ
制作年
1504
技法
油彩・板
種類
絵画
寸法
54 × 39 cm

ストーリー

1504年ごろ、まだ二十歳を少し過ぎたばかりのラファエロは、洗練されたウルビーノの宮廷に出入りしていました。この小さな板絵に描かれた若いヴェネツィア人は、古くからピエトロ・ベンボと伝えられています。当時のベンボは優雅な詩人であり学者で、愛をめぐる対話篇『アーゾラーニ』を書き上げたばかりでした。彼が著作によって教養あるイタリア語の書き方を定め、やがて枢機卿となるのは、それから二十年ほど後のことです。ここでの静かなまなざしは、まだその未来を知りません。もっとも、描かれた人物が本当にベンボかどうかは、後年の肖像と顔立ちが合わないため、研究者のあいだで疑問も持たれています。この絵の二年後、1506年に、ラファエロはウルビーノを訪れたベンボを黒チョークで改めて描いています。

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