
Amedeo Modigliani · PD
ドリヴァル夫人の肖像
作品情報
ストーリー
時は1916年、戦時下のパリである。幼いころから結核を患っていたモディリアーニは徴兵を免れ、モンパルナスにとどまって、まだ街に残っていた画家や詩人、俳優たちを次々と描いた。この女性はマダム・ドリヴァル、コメディ・フランセーズの俳優の妻である。長く伸びた首、はっきりした面で削り出したような顔、そして何より、瞳のない空ろな目。この特徴は、彼が彫刻家だった数年から来ている。ブランクーシの周辺で石を刻み、顔をひとつの量塊として扱うことを学んだのだ。ここではもう彫ってはいないが、彼はモデルをまるで彫像のように見つめている。この肖像はイム・オーバーシュテーク・コレクションに属し、今はバーゼル美術館にある。




