「燕の聖母」のプレデッラ

「燕の聖母」のプレデッラ


作品情報

制作年
1490
技法
板にテンペラ、油彩
種類
絵画
寸法
29.2 × 145.5 cm

ストーリー

マテーリカの祭壇画の基部に、クリヴェッリは五つの小さな場面を描いた。両端の聖人たちは対になっている。左のアレクサンドリアの聖カタリナと聖ヒエロニムスは学識を表し、右の聖ゲオルギウスと聖セバスティアヌスはどちらも兵士だった。この選び方は祭壇画の費用を出した二人の男に対応している。一人は聖職者、もう一人は兵士のラヌッチョ・オットーニで、彼は1510年にフランス軍との戦いで命を落とした。

クリヴェッリはこの小さな板を腕の見せどころにした。カタリナの棘のついた車輪は真横から見た角度に回され、輻が急な角度で奥へ遠ざかる。ゲオルギウスの竜は、後脚で立ち上がる馬の横でこっけいなほど小さい。ヒエロニムスは枢機卿の帽子を木に掛け、その小屋には本を積み上げた机がある。中央の降誕では聖家族が崩れかけた建物に身を寄せ、背後の棚には鍋やワインの瓶が並ぶ。アーチの向こうでは天使たちが羊飼いに誕生を告げているが、羊飼いの犬は眠ったままだ。

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