縛られたプロメテウス

Frans Snyders / Peter Paul Rubens · PD

縛られたプロメテウス


作品情報

制作年
1610
技法
油彩・キャンバス
種類
絵画
寸法
242.6 × 209.6 cm

ストーリー

1611年ごろのアントウェルペンでは、大きな工房が一枚の絵を何人かの手で描くのはごく普通のことだった。ルーベンスが受け持ったのはプロメテウスの体である。神々から火を盗んで人間に与え、その罰としてゼウスに岩へ鎖でつながれ、毎日鷲に肝臓をついばまれた巨神だ。この仰向けに倒れ込む、筋肉の厚い姿にはミケランジェロの手本があり、斜めに落下する構図はティツィアーノの絵から借りている。一方、鷲を描いたのは友人で動物画の名手フランス・スネイデルスだった。二人の手の違いははっきり見える。巨神の柔らかく光る肉に対して、暗い羽根は極めて細い筆づかいで描かれている。ルーベンス自身、この絵を自分の最も重要な作品の一つと考えていた。

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